500系電車は1952年(昭和27年)に製造された18m級の通勤形電車で、一部は戦災応急復旧車を改造名義で新造したものです。この車両の製造メーカーは日本車輌製造と東急横浜製作所（後の東急車輛製造）です。500系は1986年(昭和61年)まで急行・快速・各停で活躍していました。この500系と500系の後に作られた700系が引退したことによって、吊り掛け駆動方式を採用した旧性能電車は甲武急行から消滅しました。上の画像は製造の1年後の1953年(昭和28年)の500系の姿です。
上の画像は晩年の500系で、前照灯などが登場時のものと違っています。
こちらの画像は1983年(昭和58年)ごろのサハ550形(500系の付随車)です。このサハ550形の一部は1975年(昭和50年)以降は2000系の中間に組み込まれていました。
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