8000系通勤形電車

8000系電車は1995年(平成7年)に登場し現在も増備が続いているオールステンレス車体(軽量ステンレス構造で先頭部は普通鋼製、製造メーカーは東急車輛製造・総合車両製作所と日本車輌製造)の通勤形電車(甲武急行初の20m車)で、渋谷―高尾の快速と渋谷―ひばりヶ丘・高尾の線内各停、東京メトロ千代田線北綾瀬―駒場東大前―ひばりヶ丘の直通各停のほか、高尾―大月の20m車対応工事が完了した2012年(平成24年)1月から渋谷―大月の急行でも使われています。また、複々線化工事完成後の2013年(平成25年)3月25日からは、平日朝夕に本線の高尾から千代田線直通の快速が設定され、8000系で運行されています。

8000系にはクハ8100形(1号車)、モハ8200形(2号車)、モハ8300形(3号車)、サハ8400形(4号車)、モハ8500形(5号車)、モハ8600形(6号車)、サハ8700形(7号車)、モハ8800形(8号車)、モハ8900形(9号車)、クハ8000形(10号車)が存在し、先頭車は全てクハとなっています。この車両は甲武急行で初めてVVVFインバーター制御(東洋電機製造製GTOサイリスタ、日立製作所製IGBT、東洋電機製造製IGBT、日立製作所製新型IGBTの4種類があります。また、主電動機出力は180kWで駆動装置はWNドライブとなっています。)とボルスタレス台車(モハ用のTS-1014とクハ・サハ用のTS-1015があります。)、LED式の行先表示器を採用した車両で車椅子スペースや車内案内表示器、日本語と英語の2ヶ国語に対応した自動放送装置、ドアチャイム(小田急電鉄3000形と似た音色ですが2回鳴ります。)などのバリアフリー設備も設けられています。(製造当初は車内案内表示器や自動放送装置、ドアチャイムはありませんでしたが未設置の車両も後の改造で設置しています。)また、2002年(平成14年)以降の製造車は座席の形状などが変更され、2008年(平成20年)以降の製造車は行先表示器がフルカラーLEDになり前面のデザインが変わるなど大幅に設計が変更されています。上の画像は2003年(平成15年)製造の8129編成(ブルーグリーン)です。

 

こちらの画像は初期車の8107編成(ライトブルー)です。

 

こちらの画像は2008年(平成20年)製造の8142編成(ライトブルー)です。

2009年(平成21年)製造の8148編成では新たにオレンジベージュという塗装が採用されました。

こちらの画像は2011年(平成23年)製造の8160編成(ライトグリーン)です。この編成は高尾―大月の20m車対応工事が完了した2012年(平成24年)1月から渋谷―大月の急行などで使われています。

 

こちらの画像は2012年(平成24年)製造の8164編成(ブルーグリーン)です。外観は2008年(平成20年)以降の製造車と同じですが、車内案内表示器の液晶画面が2画面になっています。また、車内の照明が蛍光灯からLED照明に変更されています。

2012年(平成24年)製造の8165編成は複々線化工事完成のアピールのため、特別ラッピングが施されています。この編成は画像のように千代田線直通の快速でも使われています。

こちらは2000年(平成12年)に見られた千代田線との乗り入れ開始記念のヘッドマーク付きの車両で、画像の8108編成(ブルーグリーン)も使われました。

 

  8000系の2002年(平成14年)以降の製造車の車内は上の画像のようになっています。

 8000系の初期車の車内は上の画像のようになっています。

8000系の2008年(平成20年)以降の製造車の車内は上の画像のようになっています。

こちらの画像は8000系の2012年(平成24年)製造車の車内で、車内案内表示器の液晶画面が2画面になっています。また、車内の照明が蛍光灯からLED照明に変更されています。

8000系の車内案内表示器は上の画像のような形で、京王電鉄で使われているものと似ています。

8000系の2008年(平成20年)以降の製造車は車内案内表示器が液晶画面を利用したものに変更されています。

上の画像は8000系の2012年(平成24年)製造車で使われている車内案内表示器です。液晶画面が2画面になり、ニュースや天気予報、広告等の放映も行われています。

8000系の運転台では上の画像のような甲武急行初のワンハンドルマスコンが採用されました。

 

「架空鉄道 甲武急行」は文字通り架空のものであり、現実性を持たせるために一部に実在の企業名・自治体名なども出てきていますがそれらの企業・自治体などとは全く関係はありませんこのサイトの記載内容について実在の企業・自治体などに問い合わせないようお願いします。

 

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