9000系急行形電車

9000系電車は2009年(平成21年)10月に快速急行と朝夕の万願寺―甲府・河口湖の各停で営業運転が開始されたステンレス車体(製造メーカーは東急車輌製造・総合車両製作所、車体長は18.5m)の急行形電車で、VVVFインバーター制御(日立製作所製新型IGBTを採用しています。また、主電動機出力は180kWで駆動装置はWNドライブとなっています。)とボルスタレス台車(モハ用のTS-1014とサハ用のTS-1015)は8000系と同じものを採用しています。

3扉で車内はロングシートが基本ですが、車端部にボックスシートが設けられています。また、車椅子スペースや車内案内表示器、日本語と英語の2ヶ国語に対応した自動放送装置、ドアチャイム(小田急電鉄3000形と似た音色ですが2回鳴ります。)などのバリアフリー設備も設けられています。

9000系にはモハ9100形(1号車)、モハ9200形(2号車)、サハ9300形(3号車)、サハ9400形(4号車)、モハ9500形(5号車)、モハ9600形(6号車)、モハ9700形(7号車)、モハ9800形(8号車)、サハ9900形(9号車)、モハ9000形(10号車)が存在し、モハ9100形、モハ9600形、 モハ9700形、モハ9000形には運転台があります。

快速急行の甲府行きと河口湖行きは6000系と同じように渋谷―大月では連結されて10両編成で走り、大月で前6両が甲府行きになり、後4両が河口湖行きになります。2018年(平成30年)3月から運行されている朝夕の快速急行(運行区間は昼間と同じ渋谷―甲府・河口湖)は3ドア車で定員の多い9000系限定で運行されています。9000系は渋谷―甲府・河口湖などの中長距離輸送に使われることが多いため、真空式の車いす対応大型便所(洋式)がサハ9400形とサハ9900形に設置されています。上の画像は2009年(平成21年)製造の9101編成です。

こちらの画像は、2013年(平成25年)6月に富士山が世界文化遺産に登録されたことを記念したヘッドマークを付けた車両です。画像の2012年(平成24年)製造の9105編成は、外観は2009年(平成21年)製造車と同じですが、車内の照明が蛍光灯からLED照明に変更されています。

  

9000系の車内は上の画像のようになっています。

こちらの画像は9000系の2012年(平成24年)製造車の車内で、照明が蛍光灯からLED照明に変更されています。

9000系の車内案内表示器は液晶画面を利用したものになっています。

 

9000系の運転台では上の画像のようなワンハンドルマスコンが採用されています。

 

「架空鉄道 甲武急行」は文字通り架空のものであり、現実性を持たせるために一部に実在の企業名・自治体名なども出てきていますがそれらの企業・自治体などとは全く関係はありませんこのサイトの記載内容について実在の企業・自治体などに問い合わせないようお願いします。

 

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